本日 51 人 - 昨日 63 人 - 累計 149720 人
今年で4年連続4回目。
最初の年こそ、75キロコースでまったりと完走できたが、一昨年58.7キロ・昨年62.9キロと2年連続でショートカットの準完走。
今年こそ100キロ完走できるか! 結果から言うと、3年連続ショートカット準完走の偉業?達成 (^_^;)

★ 大会編 -----

今年もいい天気に恵まれました。気温は少し高めで、けっこう暑さも感じましたが、それでも風は涼しく、木立の多い山の中などでは緑の効果も相まって、この上のない極上の時間を感じていました。ただし、極上は下り区間の話で、登りは極上の一歩手前かな(苦笑)。

kouteisa15th0001.jpg

コースはこんな感じの登り下りで、300mクラスの山というか峠越えが4つ。ショートカットは54キロのところにある第1関門から91キロのところにワープしてゴール、というコース。

今回は、あらかじめショートカットの判断基準を決めておき、「ショートカット分岐点の第1関門(13:30)の到着時刻がその30分以上前なら100キロ、20分前なら審議、10分前ならショートカット」としていた結果、16分前13:14に到着。
すぐさま審議に入り、ショートカットに決定。元々「審議」は「ほぼショートカットが決まっている自分の中での談合」みたいなものだったので、ショートカットで即決。

ショートカットでゴールへ向うも、道端で声援をくださる方々、ゴール前の(相対的)大応援は正規のノン・ショートカットと変わらず、ちょっと申し訳ないと思いながらも、最高の気分でゴール。
あとは、ビールいただき、うどんいただき、温泉入って、ホテルまで送っていただいて、今年のいだ天も大満足のうちに終了。そして、翌日から、また来年へのカウントダウンが始まりました♪

さて、この大会、スタートからゴールまで、コースやエイドで見聞き・体験するすべてに順位なんてつけられないですが、パッと思い出すこと5つ;

エイド11・久保宅の冷茶、地元の色川茶かな? 紙コップでなく湯呑茶碗でいただけるのもこの大会を象徴するような、とってもいい感じです。
途中のエイドとゴール後に出される冷たいタオル。本当に気持ちいい!
エイド5・ゴルフ練習場の生搾り(手搾り)のミカンジュース。絞っていただくそばからいただいてました。
エイド14・円満地公園。ここでいただいた鹿肉の焼肉、初鹿肉は柔らかく脂肪も少なく美味。それと梅ジュース、好きな塩をつけて食べるゆで卵も絶品。
めはり、そうめん、豆腐、味噌汁、茶粥、水ようかん、梅干し、オレンジ、ブルーベリーヨーグルト、…、走馬灯のように頭の中を巡ります。

(おまけ)
エイド12・田垣内三差路、ちょうどフルの距離を走り終えた頂上のところにあるこのエイドには、今年は堂々と冷えたビールが。。。 このときはまだショートカットは決めかねていたので遠慮しましたが、後から考えれば… 覆水は盆に返らないわ・逃したビールは大きいわ、で、来年はここまでにショートカットの判断をしておくべき、との教訓となりました。

帰って時間分析をしてみると…
各エイド間の所要時間は昨年を若干短縮の予定通りではあったものの、各エイドでの停車時間が今年も予定超過、昨年の「停車時間の計算が甘く」を今年に活かせていなかった。。。 まぁ、それもまた良し!
来年は視点を変えて、『目標はショートカット、あわよくば、100km完走』という気持ちで。

写真はいつもの ⇒ コチラ

★ 観光編 -----

過去3年は、熊野古道や那智三山、潮岬とか伊勢神宮、ぐるっと紀勢本線全線乗車や日本一長い距離を走る路線バスにも乗ったし、、、 熊野行も4回目となると、往復ルートのバリエーションにもそろそろひねりが必要な頃合いに。。。
うーん…と考えているうちに、ふと春合宿で行った三河のことを思い出し、三河を巡って行けないかと組んだ結果、往路は伊良湖岬からフェリーで鳥羽に渡るルートで行くことに決定(フェリー欠航時は、そのときの春合宿で行った知多半島・常滑の方に寄ってみようかというプランB)。結果はフェリー欠航もなく、予定通り伊良湖岬ルートで。

伊良湖岬・恋路ヶ浜では、そのときに撮った写真と同じアングルで撮影したり、少しだけ不安な気持ちを抱えながらフェリーに乗り(頭の中では万一の場合の行動をシミュレーション…)、鳥羽から紀伊勝浦入り。

帰りはというと、来るときは『33年ぶりの伊良湖岬』だったので、ならば帰りは『41年前にSLを撮りに行った恵那・明知線(当時)再び』、ここでも当時と同じアングルで写真を撮ることに決まり。
ついでにそこまで行くのなら、名古屋に戻るより、久々の中央本線(西線)に揺られて長野まわりでE7系乗車、という完全に乗り鉄以外の何ものでもない1日でした。

さて、来年はどんなルートが。。。
昔SL撮影に行った関西本線加太~柘植巡りとか、まだ未乗の太多線・武豊線・天竜浜名湖鉄道とか、今回は行けなかった春合宿・常滑もあり。それか、熊野古道巡りを再開させたり? これを考えるのも楽しみ。



今年も挙げればキリのないすべてに (@⌒O⌒@) ありがとうございました by はせがわ


★幸運だったエントリー★

大阪マラソン(10/27)のエントリー開始は4月で抽選結果の発表は6月上旬。この間の5月下旬には湘南国際マラソン(11/3)のエントリーが始まる。どっちにエントリーしようかなぁ?もし湘南のエントリーができた場合、大阪の抽選結果を待たずに参加費1万円を払わなければならない。その後、もし大阪が当選しても両方は走れないし…。
そんなことを心配していたものの、湘南はネットがつながらずエントリーに失敗、その後に大阪の当選が知らされるという最も望ましい結果になった。ちなみにマラソンの抽選で当選したのは初めて。自分にも運が向いてきたような。

★本番前に★

そこから本番を迎えるまでに二つのハプニングがあった。
一つは、膝の故障。
8月に入ってから左ひざを痛めて思うような練習ができない。レントゲンでは異常がないが、膝に水がたまっているようでまとまった練習も殆どできずに本番がやってきた。レース中に痛みが出ないと良いのだけど…。
もう一つは、読売新聞から取材の依頼があったこと。
実は、エントリーの際に、大会に向けての思いを記入する欄があり、大阪に住んでいる中学時代の恩師のことを書いたらそれが記者さんの目にとまったらしい。
その記事はこちら

こんなこともあり、出場の目的は、①走りながらの大阪見物、②恩師との再会、の二つになり、記録的なことは気にならなくなった。

★スタート&トイレ休憩?★

スタートはロスが7秒と極めて順調。が、体が重くてスピードが上がらない。練習をしていないのだから当然か、と納得。
おまけに5km地点で早くも尿意が。やはり、スタート前の1時間で冷えたのか。東京マラソンで地下鉄のトイレに沈んだ教訓を生かすべく、走りながらコース近くにあるだろう仮設トイレを物色。遂にヤフードーム手前でコースから至近距離のトイレにin。その間、約1分のロスがあるも、先立つ不安から解消されたことは大きかった。

★コースは都心から下町へ★

コース上の切れ目無い沿道の応援が嬉しい。が、その光景も前半の都心部と25kmからの下町とで違う。
特に下町ではそこに暮らしているのだろう、おじちゃん、おばちゃんの飾りの無い応援に親しみがわく。自分と並走していた女性ランナーには「カワイコちゃん頑張れ!」なんて声援が飛ぶ。「カワイコちゃん」っていつの時代の言葉だっけ?ちょっと可笑しくて疲れを忘れさせてくれる。そんな沿道の景色の移り変わりを楽しみながら、あっという間に30kmに。

★無事にゴールイン★

下町の飽きない応援の中で踏ん張るも、30kmを過ぎればさすがに脚は重たくなる。35kmまでの5kmではトイレ休憩した区間以外では初めて21分をオーバー。そして、35kmを過ぎると港湾地域に入り応援も寂しくなる。身体のダメージも大きくなり、1kmごとにある次の距離表示を見つけるまでの時間が異常に長く感じられる。が、ゴール方向から聞こえてくる喧騒を頼りに、フラフラしながらも一歩一歩足を前に置く。そして最後は鈴なりの人だかりの前を駆け抜け、安堵のゴールイン。ゴール後は、沿道でも応援してくれた恩師とも再会できた。

大阪マラソンの感想は?と聞かれれば、「面白かった」の一語につきる。

by カントク

あゝ沼山峠 ~ 連載第1回

┏━ データ ━━━ (※)はWebで見つけた参考値
┃全長:100km、最高地点(※):1740m、最低地点(※):540m
┃単純標高差(※):1200m、累積標高差(※):↑3180m、↓3170m
┃制限時間:16時間、途中関門なし(エイド毎に終了時刻設定はあり)
┃申込者:410名(男 303、女 107)|出走者:341名|完走者:174名
┃平均年齢:男女とも48歳台(40歳以上出場者 76%)、最小は16歳と13歳の姉弟
┗━━━━━━━━

1.スタート.JPGスタートはウルトラマラソン定番の午前5時。
前日会津田島の駅に着いたときから降り始めた雨は、夜中じゅう、民宿の屋根を叩いていましたが、スタート時点では少し小降りにはなっていて、このまま止む方向か?とちょっとは期待したのですが…。






2.伊南川と紅葉.JPG 3.屏風岩.JPG
最初の30キロはじわーと登りで標高1100m弱の七入まで。進むにつれて紅葉も色深くなり、このときばかりは雨も一役買って、赤・橙・黄・緑・茶の各色が織り成すグラデーションの空間は圧巻!

4.シェッド.JPG20キロすぎくらいまでは、このようなスノー/ロックシェッドがけっこうあって、絶好の雨宿り区間。中には1キロ以上に及ぶものも。案の定、シェッド内では歩みは進まず、出るときにはちょっとした勇気が…(笑)







5.ミニ尾瀬エイド.JPG予定では、全部のエイドで写真を撮って記録として残すつもりでしたが、この1箇所だけ、という残念な結果に。。。
ただ、各エイドでいただいた物はどれも絶品で、中でも、トマト、りんご、ハムは最高~食べ出したら止まらない、爆食です!
各エイドでそうやっているもんだから、雨で若干遅れ気味の予定に拍車がかかり、徐々に大幅な遅れへと増幅。このミニ尾瀬公園のエイドに着いたときには、30分のビハインド。もちろん、それを承知で、ここでも10分くらい居させてもらいました。


6.七入スタート.JPG30キロ地点の七入(=帰りの53キロ地点、着替えを置けるところ)からは、36.5キロ沼山峠までの沼田街道、走行禁止区間の始まり。
スタートしてまもなく見たのは10℃の表示でしたが、やはり、上がるにつれ寒くなってきているのがわかります。ここは1080mくらい、500mちょっと上がってきています。





7.トレイル.JPG前半のトレイル区間が多いところでは、登ったり・下ったり・結果やっぱりそれなりに登ってる、という具合。








8.沢.JPG途中、何回か沢を渡りますが、中には水の勢いが増して橋を洗う箇所も。この写真の沢では、増水で足場の岩が水没。着地に気をつけて、橋に跳び移る。







9.急登.JPG後半の登山道は急登も多し。川のようになっている登山道を、寒い・眠い・鈍い・滑る、の四拍子そろい踏みでフラフラしながらも、とにかく着替えのところまで早く行きたいとの一心で、まさに一歩ずつ前へ。







予定に遅れること1時間、11:53に憧れの沼山峠に到着、こちらでは温かいおにぎりをいただきました。冷えた体におにぎりの温もりが効きます。
さて、ここからはロードの下り、と少し元気になって走り始めたのも束の間、ガスと強まる風で寒さもmax(おまけに、役に立っていなかったカッパがとうとう破れた)。。。 せっかく進んだ距離を沼山峠のバス停まで戻り、マイカー規制用シャトルバスのお世話になりました。

御池まで来ると、急遽出してもらえることになった救助バスを待つ人たちも多く、それまでの一人旅から開放された安心感と暖で人心地…。
10.御池.JPG 11,御池休憩所内.JPG
後から聞いて、「えっ、そんなだったの?」とびっくりしましたが、沼山峠は気温2℃とか3℃とも。もしも、登山途中フラフラしている最中にそれを聞いていたら、そこから動けなくなったかも (@_@) 後でよかった (´∇`)ホッ

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さて、連載第1回はここまで。何とか沼山峠にたどり着いた主人公のこの後の道中はいかに。来秋執筆予定の第2回に続きます。

☆最後に、今回学んだこと。
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◇カッパへの過信◇
100円ではなく、300円のカッパだから大丈夫だろうと過信してしまったのが最大の敗因。まさか雨がしみてくるとは。。。 おまけに破れた。。。
ゴアのカッパも持っていってたのだが、長袖のアンダーも着ていたし、走れば暑くなるだろうということで着用も装備もせず。これが第二の敗因。
まぁ、ゴアのカッパ着てたら、もっと先まで走れたか、というのも疑問ですが。。。

◇低体温症(もちろん外因性)◇
沼山峠に向かう山道で、眠くはなるし、足もだんだん上がりにくいしで、寒いから丸まってしゃがみこむことも何回か。後から聞いたところによると、それらは低体温症の軽度の段階とか。
12.足.JPG足が上がりにくくなったのは、滑らないように踏ん張ったり、無駄な歩みで、けっこう疲れがきたのかなと思ってたのですが、疲れと区別がつかないのが低体温症らしいです。眠気も症状のひとつで、他には幻覚も。さすがに、幻覚まではなかったような気がする。「これを登れば、そこにはパラダイスが…」というのはいつもの幻想だし。
あと、途中からぬかるみをよけるのに疲れ果て、くるぶしが隠れるくらいのぬかるみを進んだりして、沢とか、水溜りの上澄みでチョコボールのようになった靴を洗っていたのですが、それも体温を下げる一因のようです。
靴・ストッキングのままだから、そんなに冷たくは感じないんですがね。
おかけで、最後はこんなにきれいになりました →→→
低体温症なんて、そうそう経験できることではないので、これはいい経験になったと思います。

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さて、今回の旅?振り返ってみるとこんな感じでした ⇒ いつものアルバムサイトへ
ツアーパンフを作るとなると、このようになるかな?

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『ぐるっと会津・錦秋の彩 2泊3日鉄道の旅 ~ フリータイムプラン』
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Z.塔のへつり.JPG【1日目】 各出発地…東京~郡山~会津若松~湯野上温泉[△]~塔のへつり[△]~会津田島~南会津町(旧伊南村)(民宿泊)
【2日目】 終日フリータイム[●] 南会津町(民宿泊)
【3日目】 南会津町~会津田島~鬼怒川温泉~北千住…各出発地

[△] 湯野上温泉、塔のへつりでは、下車・自由観光となります。
[●] 2日目フリータイムでは、オプションで「伊南川100kmウルトラ遠足」に出場することができます。


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!(^^)! はせがわ

☆ form 松ちゃん&道さん ☆

★松ちゃんレポ★

先日、10月14日、第一回八ヶ岳横断トレイルラン、歩いてきました。6月の奥志賀を越えるべく、第一回八ヶ岳横断トレイルランにでました。

photo-1.jpgこの大会は、14日朝7時スタートなので、普通は前泊です。
私たちは、13日日曜日昼前に清里に車で着き、野辺山の国立天文台、野辺山を見学。写真は、ここの最大の45m電波望遠鏡です。
13日14時から前日エントリー開始、16時からコース説明を含めた前夜祭です。
場所はスタート地点のサンメドウズスキー場センターハウスです。前夜祭ではレース説明後、レストランのバイキング料理が用意され、大変良かったです。その夜のYHの夕食を頼まなければ良かったと思ったくらいです。YHはマルシンハンバーグ(笑)

大会概要
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■ロング35km(制限時間7時間→8時間 前夜祭で変更連絡)
→サンメドウズ清里~美し森ファーム~川俣林道~八ヶ岳横断歩道~天女山~つばめ岩~三味線滝~観音平、の往復
■ミドル15km (制限時間6時間→7時間 前夜祭で変更連絡)
→サンメドウズ清里~美し森ファーム~川俣林道~八ヶ岳横断歩道~天女山、の往復

※このコースは、八ヶ岳山麓をぐるっとまわるコースのハイキングルートを使用しています。トレイル100%です。
photo-2.jpg photo-3.jpg
○最高点の標高:1784m
○最低点の標高:1453m
○累積標高(上り):2211m 奥志賀が1987mだからそれよりも高い!
○累積標高(下り):2215m
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今回は、清里ユースホステルに泊まりました。
が、畳の部屋は良かったのですが鍵は一切無く、いくらシーツを使用するにしても、大分気合いの入った毛布で、これちょっと…という感じ。少しは経営努力しないと、清里では生きて行けないのでは思いました。

画像14日朝は10℃以下となり結構寒かったです。天気は上々でコンディションは最高でした。ロングの部は122名ほど。ミドルはもう少し多かったかな? 募集は各200名だった。
エイドは、7.5km、13km、17km(折り返し)に往復で計5カ所もあり、特に水を背負っていくほどでも無い状況でした。実際、トップクラスは何も持っていない。我々平民は1リットルは持ちました。

ルートの標高データは、↑図のようになっており、とにかく上り下りが多い。もちろん登りは歩き!しかし、往路だけでもヒーヒー言いながら、折り返しまで3時間30以上かかり、コースをちょっとなめていました。また、前日になって制限時間を1時間延ばした訳がわかりました。
photo-5.jpg途中は、八ヶ岳牧場など若干開けた所もありますが、80%は樹林帯を行きます。前後誰もいない状況も多々あり、自然に触れる良い機会でした。ちょっと熊は怖かったですけど。

エイドには、水、スポドリ、お土産のお菓子など、充実しており、ついつい長居してしまいました。とにかく、次のエイドまでは行こうとただこの気持ちだけで、前に進んでいました。折り返しと28km地点での関門があるのですが、山なので、スタート位置まで帰るのが容易ではないので、制限時間の8時間に間に合うようにひたすら歩き歩き走りのペースでいきました。
最後のエイドの天女山(残り7.5km地点)では、制限時間の13時30分(6時間30分)をぎりぎりクリアで通過。最後は道を間違えてしまい、1km以上も下界に降りてしまい、15分ロスしてしまいました。

結果は、7時間54分32秒。総合83位、男子75位、年齢別11位でした。8時間が制限なので、後の30人弱は、ゴールできなかったのかな?確かに私がゴールした後は、会場も撤収始めていました。結構、寂しい大会でした。
第一回なので、来年辺りは、制限8時間半になっているでしょう。上り下りが激しいですが、整地されたトレイルを気持ちよく下るところもあって、なかなか良いレースでした。

ゴール後はきのこ汁で暖まって、着替えて、近くでそばを食べ、大月〜小仏の30kmの渋滞を堪能し帰りました。
また、走りますかね ☆彡

★道さんレポ★

第1回だからか、ロング(35km)約120人、ショート(15km)約230人(?)のこぢんまりした大会でした。前夜祭の説明の時に制限時間の延長(7時間から8時間へ)を知らされ、ホッ。

photo-6.jpgスタート時(7時)の天気は、晴れ、気温8℃。
清里スキー場をスタートし、美し森山を通り八ヶ岳牧場に出ると急に視界が開け、遠くには山々が、近くには牛達が…。何とも長閑です。
森に入るとランナーもまばらで急に不安になり、(熊の襲撃を回避すべく)鈴を付けたランナーの後について走りました。所々鮮やかな紅葉が目を楽しませてくれます。折り返し地点の観音平(17.5km)で小休止。
帰りも鈴ラン(鈴を付けたランナー)とおしゃべりしながら進みました。もうこの頃には脚が可笑しくなり、下りのみ(仕方なく惰性で)走りましたがそれ以外は歩くのがやっと。
残り7.5kmの天女山のエイドでは地元の銘菓も頂き係の人と雑談しました(単に走り出したくなかっただけ…)。

タイムは6時間30分37秒、完走証に『年齢別順位1位』とあるのは、女性はせいぜい10人くらいで、50代は恐らく(いえ、ほぼ確実に)私1人だったからです(ラッキー!)。

トレイルランで初めてロングを走り、トレイルランの楽しさが再認識できた気がします。もっと体を鍛えてまた挑戦しなくっちゃ!(^_-)-☆

9月29日(日)に石川県と岐阜県の県境で行われた第一回白山白川郷ウルトラマラソンを走ってきた。

今までフルマラソンは何度か走って今年は100kmに挑戦したいと考えていた矢先にこの情報をキャッチ。
しかも今回が記念すべき第一回大会!「いつ走るの!今でしょ!」みたいな。

今回、石川への移動は往復夜行バス。出走前日の宿泊は近くのキャンプ場でテント泊。ホテルの慣れないベッドよりもテントの中で寝袋にくるまる方が落ち着いてよく眠れるのだ。
嘘です。エントリー代18000円が痛すぎる!世間では「アベノミクス」とかで景気上向きらしいが、まっつんの経済事情は一向に低迷中だ。1.jpg

さてレースは午前4時にスタート。
星明かりがきれいだった。暗闇の中、ヘッドランプを灯して約900人がスタート。
こんな朝早いのに沿道から多数の地元応援があって嬉しかった。
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明るくなってきて周りの風景が見えてくる。うーん、山と谷しかない。
しかし、このレース100キロというただでえ過酷な上にコースの大部分を白山スーパー林道という自動車道を走るのだが、この自動車道、山を1つ越えるのだ。
3.jpgその標高差約1200m!しかも100kmは50kmの折り返しだからこの山を2回登って2回下らないといけない。マラソンというよりもはや超過酷なトレラン、「やれるもんなら、やってみな」ってな感じだ。

4.jpgヘアピンカーブを曲がるたびに「じぇじぇじぇ!」な、つづら折りの急な登りが延々続く。

山登りやったらまっつんの得意分野やないか、と思うやろうけど、山靴穿いて登山道を歩くのと、ランニングシューズ穿いてアスファルト走るのとでは全然違う。





5.jpgこの日は雲一つない快晴。自動車道の展望台からは白山連峰や北アルプスを一望できたのは良かった。








山を登り切り、1200m下った先に見えたのが世界遺産、白川郷だ。
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世界遺産・合掌造りの建屋を駆け抜けるとき、観光客からも声援を頂いた。
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白川郷で折り返し再び山越えルートへ。このとき気温28度。とにかく暑かった。
しかし、それを補うだけのエイドステーションが充実していた。2.5kmごとに給水所、5kmごとにフードステーションがあってホットドック、そうめん、うどん、菓子パン、鱒寿司などなど。ランナーよりもスタッフの方が多いイメージだ。
スタッフの方々の十分すぎる声援と「お・も・て・な・し」に何度励まされたか。
しかし、その応援も空しく、50km過ぎから足首に痛みが走りだした。急坂では歩くのもままならない。
体力の限界は気力で補えるが、故障はそのまま進むと悪化する。なんとか我慢して山を登り切った先の関門で限界に達し、無念のギブアップ・・・いや、勇気あるリタイア宣告をしたのであった。
(走行距離約70km、時間約11時間)

リタイア者はまとめてゴール地点まで護送車・・・もといバスで搬送されるのだが、疲労と失望で誰も口を開かない。哀しい目をしてランナーを見つめながらコースを運ばれる様はまるでドナドナだ。
♪ドナドナドナドナド~ナ~まっつん乗せて~ ドナドナドナドナド~ナ~護送されていく♪

しかし、今回は準備不足を露呈した。フルマラソンと同じ練習ではダメだった。100km走る練習をしなければならなかった。そのへんはまだまだ「あまちゃん」だ。

あ~、それにしても悔しい!
ホンマやられたって感じ!
こうなったら来年は・・・

「やられたら、やり返す!倍返しだ!」

by まっつん

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