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☆ form 松ちゃん&道さん ☆

★松ちゃんレポ★

先日、10月14日、第一回八ヶ岳横断トレイルラン、歩いてきました。6月の奥志賀を越えるべく、第一回八ヶ岳横断トレイルランにでました。

photo-1.jpgこの大会は、14日朝7時スタートなので、普通は前泊です。
私たちは、13日日曜日昼前に清里に車で着き、野辺山の国立天文台、野辺山を見学。写真は、ここの最大の45m電波望遠鏡です。
13日14時から前日エントリー開始、16時からコース説明を含めた前夜祭です。
場所はスタート地点のサンメドウズスキー場センターハウスです。前夜祭ではレース説明後、レストランのバイキング料理が用意され、大変良かったです。その夜のYHの夕食を頼まなければ良かったと思ったくらいです。YHはマルシンハンバーグ(笑)

大会概要
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■ロング35km(制限時間7時間→8時間 前夜祭で変更連絡)
→サンメドウズ清里~美し森ファーム~川俣林道~八ヶ岳横断歩道~天女山~つばめ岩~三味線滝~観音平、の往復
■ミドル15km (制限時間6時間→7時間 前夜祭で変更連絡)
→サンメドウズ清里~美し森ファーム~川俣林道~八ヶ岳横断歩道~天女山、の往復

※このコースは、八ヶ岳山麓をぐるっとまわるコースのハイキングルートを使用しています。トレイル100%です。
photo-2.jpg photo-3.jpg
○最高点の標高:1784m
○最低点の標高:1453m
○累積標高(上り):2211m 奥志賀が1987mだからそれよりも高い!
○累積標高(下り):2215m
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今回は、清里ユースホステルに泊まりました。
が、畳の部屋は良かったのですが鍵は一切無く、いくらシーツを使用するにしても、大分気合いの入った毛布で、これちょっと…という感じ。少しは経営努力しないと、清里では生きて行けないのでは思いました。

画像14日朝は10℃以下となり結構寒かったです。天気は上々でコンディションは最高でした。ロングの部は122名ほど。ミドルはもう少し多かったかな? 募集は各200名だった。
エイドは、7.5km、13km、17km(折り返し)に往復で計5カ所もあり、特に水を背負っていくほどでも無い状況でした。実際、トップクラスは何も持っていない。我々平民は1リットルは持ちました。

ルートの標高データは、↑図のようになっており、とにかく上り下りが多い。もちろん登りは歩き!しかし、往路だけでもヒーヒー言いながら、折り返しまで3時間30以上かかり、コースをちょっとなめていました。また、前日になって制限時間を1時間延ばした訳がわかりました。
photo-5.jpg途中は、八ヶ岳牧場など若干開けた所もありますが、80%は樹林帯を行きます。前後誰もいない状況も多々あり、自然に触れる良い機会でした。ちょっと熊は怖かったですけど。

エイドには、水、スポドリ、お土産のお菓子など、充実しており、ついつい長居してしまいました。とにかく、次のエイドまでは行こうとただこの気持ちだけで、前に進んでいました。折り返しと28km地点での関門があるのですが、山なので、スタート位置まで帰るのが容易ではないので、制限時間の8時間に間に合うようにひたすら歩き歩き走りのペースでいきました。
最後のエイドの天女山(残り7.5km地点)では、制限時間の13時30分(6時間30分)をぎりぎりクリアで通過。最後は道を間違えてしまい、1km以上も下界に降りてしまい、15分ロスしてしまいました。

結果は、7時間54分32秒。総合83位、男子75位、年齢別11位でした。8時間が制限なので、後の30人弱は、ゴールできなかったのかな?確かに私がゴールした後は、会場も撤収始めていました。結構、寂しい大会でした。
第一回なので、来年辺りは、制限8時間半になっているでしょう。上り下りが激しいですが、整地されたトレイルを気持ちよく下るところもあって、なかなか良いレースでした。

ゴール後はきのこ汁で暖まって、着替えて、近くでそばを食べ、大月〜小仏の30kmの渋滞を堪能し帰りました。
また、走りますかね ☆彡

★道さんレポ★

第1回だからか、ロング(35km)約120人、ショート(15km)約230人(?)のこぢんまりした大会でした。前夜祭の説明の時に制限時間の延長(7時間から8時間へ)を知らされ、ホッ。

photo-6.jpgスタート時(7時)の天気は、晴れ、気温8℃。
清里スキー場をスタートし、美し森山を通り八ヶ岳牧場に出ると急に視界が開け、遠くには山々が、近くには牛達が…。何とも長閑です。
森に入るとランナーもまばらで急に不安になり、(熊の襲撃を回避すべく)鈴を付けたランナーの後について走りました。所々鮮やかな紅葉が目を楽しませてくれます。折り返し地点の観音平(17.5km)で小休止。
帰りも鈴ラン(鈴を付けたランナー)とおしゃべりしながら進みました。もうこの頃には脚が可笑しくなり、下りのみ(仕方なく惰性で)走りましたがそれ以外は歩くのがやっと。
残り7.5kmの天女山のエイドでは地元の銘菓も頂き係の人と雑談しました(単に走り出したくなかっただけ…)。

タイムは6時間30分37秒、完走証に『年齢別順位1位』とあるのは、女性はせいぜい10人くらいで、50代は恐らく(いえ、ほぼ確実に)私1人だったからです(ラッキー!)。

トレイルランで初めてロングを走り、トレイルランの楽しさが再認識できた気がします。もっと体を鍛えてまた挑戦しなくっちゃ!(^_-)-☆


9月29日(日)に石川県と岐阜県の県境で行われた第一回白山白川郷ウルトラマラソンを走ってきた。

今までフルマラソンは何度か走って今年は100kmに挑戦したいと考えていた矢先にこの情報をキャッチ。
しかも今回が記念すべき第一回大会!「いつ走るの!今でしょ!」みたいな。

今回、石川への移動は往復夜行バス。出走前日の宿泊は近くのキャンプ場でテント泊。ホテルの慣れないベッドよりもテントの中で寝袋にくるまる方が落ち着いてよく眠れるのだ。
嘘です。エントリー代18000円が痛すぎる!世間では「アベノミクス」とかで景気上向きらしいが、まっつんの経済事情は一向に低迷中だ。1.jpg

さてレースは午前4時にスタート。
星明かりがきれいだった。暗闇の中、ヘッドランプを灯して約900人がスタート。
こんな朝早いのに沿道から多数の地元応援があって嬉しかった。
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明るくなってきて周りの風景が見えてくる。うーん、山と谷しかない。
しかし、このレース100キロというただでえ過酷な上にコースの大部分を白山スーパー林道という自動車道を走るのだが、この自動車道、山を1つ越えるのだ。
3.jpgその標高差約1200m!しかも100kmは50kmの折り返しだからこの山を2回登って2回下らないといけない。マラソンというよりもはや超過酷なトレラン、「やれるもんなら、やってみな」ってな感じだ。

4.jpgヘアピンカーブを曲がるたびに「じぇじぇじぇ!」な、つづら折りの急な登りが延々続く。

山登りやったらまっつんの得意分野やないか、と思うやろうけど、山靴穿いて登山道を歩くのと、ランニングシューズ穿いてアスファルト走るのとでは全然違う。





5.jpgこの日は雲一つない快晴。自動車道の展望台からは白山連峰や北アルプスを一望できたのは良かった。








山を登り切り、1200m下った先に見えたのが世界遺産、白川郷だ。
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世界遺産・合掌造りの建屋を駆け抜けるとき、観光客からも声援を頂いた。
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白川郷で折り返し再び山越えルートへ。このとき気温28度。とにかく暑かった。
しかし、それを補うだけのエイドステーションが充実していた。2.5kmごとに給水所、5kmごとにフードステーションがあってホットドック、そうめん、うどん、菓子パン、鱒寿司などなど。ランナーよりもスタッフの方が多いイメージだ。
スタッフの方々の十分すぎる声援と「お・も・て・な・し」に何度励まされたか。
しかし、その応援も空しく、50km過ぎから足首に痛みが走りだした。急坂では歩くのもままならない。
体力の限界は気力で補えるが、故障はそのまま進むと悪化する。なんとか我慢して山を登り切った先の関門で限界に達し、無念のギブアップ・・・いや、勇気あるリタイア宣告をしたのであった。
(走行距離約70km、時間約11時間)

リタイア者はまとめてゴール地点まで護送車・・・もといバスで搬送されるのだが、疲労と失望で誰も口を開かない。哀しい目をしてランナーを見つめながらコースを運ばれる様はまるでドナドナだ。
♪ドナドナドナドナド~ナ~まっつん乗せて~ ドナドナドナドナド~ナ~護送されていく♪

しかし、今回は準備不足を露呈した。フルマラソンと同じ練習ではダメだった。100km走る練習をしなければならなかった。そのへんはまだまだ「あまちゃん」だ。

あ~、それにしても悔しい!
ホンマやられたって感じ!
こうなったら来年は・・・

「やられたら、やり返す!倍返しだ!」

by まっつん