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扇山~百蔵山トレイルラン&クロスカントリー@2014.11.2~プレミアムレポート

★昭和の匂い

鳥沢駅.JPG朝7時前、今回の大会会場の最寄り駅、中央線の鳥沢で電車を降りると、そこは昭和の匂いが未だ漂う懐かしさに溢れていた。普通、駅前にはコンビニくらいはありそうだが、そこには無い!なんにも無い!!

駅前から送迎バスに乗ること10分余りで会場に到着。参加者数百人と小規模なせいか、受付は極めてスムーズ。スタートも混雑無し。大会の規模と質は比例しない事を改めて実感する。

★目立たないチューブ野郎

トレランの大会ではあるが、コースの半分余りが舗装路のため、靴は通常のランニングシューズを選択。スタートしてからしばらくは舗装路を緩やかに上る。時たま民家の前を通りすぎるが、お年寄りのささやかな応援が有り難い。舗装路を走っているうちは起伏があるロードレースといったところ。
しかし、40分程走ると、山道に入り本格的な登りになるとスピードがダウン。周りのペースに合わせて歩き中心となる。抜きつ抜かれつを繰り返す中で一人のチューブ野郎を見つけ、ふと思った。今回は、チューブ野郎は目立たないと。秋で距離も比較的短かいせいかな。

★トレランは下りが命?

扇山下り.JPG上り終えると扇山山頂。そこを過ぎると急な下りが待っていた。すると、多くのランナーが坂道を猛スピード一気にかけ降りていく。自分も負けずにスピードをあげようとするが全くレベルが違い、抜かれ放題。そして転倒のオマケ付き。踏んだり蹴ったりとはこの事かと思う。

やがて扇山の下りが終わり、百蔵山への急登に。登りはキツイが、下りのように抜かれる心配がなくなり、とてもホッとする。この登りでは、さっきの下りでの追い抜き野郎を何人かは追い越したが、その時にふと考えた。トレランのコツとは、登りで力をセーブして、下りで一気に加速するのか?が、下りが苦手な自分には、そんな作戦は出来ない。そう思ううちに山頂を過ぎて再び下り始める。そして、また何人かのランナーに抜かれたが、今度はそれほど多くはなかった。下りで加速できるランナーはそれ程多くは無いということか??

★大会を締めくくる

暫くすると、待望の舗装路にたどり着く。ロードになればハンディは無いし、ゴールまではまだ5Km以上あり、下りでの追い越し野郎達を逆襲だ、と気合が入る。と言っても元々参加者が少ない大会、前を走るランナーにはたまにしか出会う事はない。
やがてゴールに近付いたと思いきや、1Km余りのオマケ付き。へばった体に堪えるが、これもトレランならではの面白さか。
ゴールの記録は2時間54分14秒。距離は25Kmだが時間的にも肉体的にもフルマラソンを走ったような感じだった。
幸運にも年代別3位に入賞でき、ありがたく表彰式に。

それから暫くマッタリしていると大会会場が騒がしくなる。スタートから約5時間、長谷川さんのゴールで大会が締めくくられたのである。

by カントク



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