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大阪マラソン@2013.10.27

★幸運だったエントリー★

大阪マラソン(10/27)のエントリー開始は4月で抽選結果の発表は6月上旬。この間の5月下旬には湘南国際マラソン(11/3)のエントリーが始まる。どっちにエントリーしようかなぁ?もし湘南のエントリーができた場合、大阪の抽選結果を待たずに参加費1万円を払わなければならない。その後、もし大阪が当選しても両方は走れないし…。
そんなことを心配していたものの、湘南はネットがつながらずエントリーに失敗、その後に大阪の当選が知らされるという最も望ましい結果になった。ちなみにマラソンの抽選で当選したのは初めて。自分にも運が向いてきたような。

★本番前に★

そこから本番を迎えるまでに二つのハプニングがあった。
一つは、膝の故障。
8月に入ってから左ひざを痛めて思うような練習ができない。レントゲンでは異常がないが、膝に水がたまっているようでまとまった練習も殆どできずに本番がやってきた。レース中に痛みが出ないと良いのだけど…。
もう一つは、読売新聞から取材の依頼があったこと。
実は、エントリーの際に、大会に向けての思いを記入する欄があり、大阪に住んでいる中学時代の恩師のことを書いたらそれが記者さんの目にとまったらしい。
その記事はこちら

こんなこともあり、出場の目的は、①走りながらの大阪見物、②恩師との再会、の二つになり、記録的なことは気にならなくなった。

★スタート&トイレ休憩?★

スタートはロスが7秒と極めて順調。が、体が重くてスピードが上がらない。練習をしていないのだから当然か、と納得。
おまけに5km地点で早くも尿意が。やはり、スタート前の1時間で冷えたのか。東京マラソンで地下鉄のトイレに沈んだ教訓を生かすべく、走りながらコース近くにあるだろう仮設トイレを物色。遂にヤフードーム手前でコースから至近距離のトイレにin。その間、約1分のロスがあるも、先立つ不安から解消されたことは大きかった。

★コースは都心から下町へ★

コース上の切れ目無い沿道の応援が嬉しい。が、その光景も前半の都心部と25kmからの下町とで違う。
特に下町ではそこに暮らしているのだろう、おじちゃん、おばちゃんの飾りの無い応援に親しみがわく。自分と並走していた女性ランナーには「カワイコちゃん頑張れ!」なんて声援が飛ぶ。「カワイコちゃん」っていつの時代の言葉だっけ?ちょっと可笑しくて疲れを忘れさせてくれる。そんな沿道の景色の移り変わりを楽しみながら、あっという間に30kmに。

★無事にゴールイン★

下町の飽きない応援の中で踏ん張るも、30kmを過ぎればさすがに脚は重たくなる。35kmまでの5kmではトイレ休憩した区間以外では初めて21分をオーバー。そして、35kmを過ぎると港湾地域に入り応援も寂しくなる。身体のダメージも大きくなり、1kmごとにある次の距離表示を見つけるまでの時間が異常に長く感じられる。が、ゴール方向から聞こえてくる喧騒を頼りに、フラフラしながらも一歩一歩足を前に置く。そして最後は鈴なりの人だかりの前を駆け抜け、安堵のゴールイン。ゴール後は、沿道でも応援してくれた恩師とも再会できた。

大阪マラソンの感想は?と聞かれれば、「面白かった」の一語につきる。

by カントク



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