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今年で3年連続3回目、最初は完走したが75キロ、昨年は100キロショートカットで58.7キロ準完走、今年こそ100キロ正規の完走を目指して臨んだが…。

★ 前日 -----

過去2年の大会前後は、熊野古道・那智三山や潮岬といういわば王道観光コースでルートを組んだが、今年はこんなの見つけました♪日本一長い距離を走る路線バス:奈良交通八木新宮線♪
記念切符とかもあったので、今年は熊野古道は一旦休憩し、これに決定。おまけに、このバスで行くと、♪日本一大きい村:十津川村♪と♪生活使用としては日本一長いつり橋:谷瀬の吊り橋♪にも寄れるので『日本一シリーズ』ということで。

谷瀬の吊り橋では、風に煽られているせいもあって揺れるのなんのって!
高い所がそれほど好きではないのに、ついつい行ってみたくなる自分にとっては、インディ・ジョーンズの映画(魔宮の伝説だったと思う)を思い出し、もし切れたら…と、いつでもワイヤーにつかまれる体勢で怖々。。。

そんなこんなで路線バスに乗ること6時間半、新宮駅に到着。同一バスで全線乗車すると=要は、八木駅から新宮駅まで一気に行ったモノ好きには=、完全乗車証明書~完走証みたいなものですね~をもらい、明日に先立ち完走気分に。ちなみに、他にもう一人「完乗証」をもらった人がいました。

この後は、明日のゴールとなる補陀洛山寺にお参りして、宿に到着。

★ 大会当日 -----

朝3時半すぎ、お迎えのバスでスタート地点の那智の滝に。空には満天の星が輝く快晴。今年は天気に恵まれました。暑すぎず、涼しすぎずの絶好のウルトラマラソン日和。

那智の滝前で護摩木を焚いて祈願した後、午前5時いよいよスタート。スタート直後の石段は世界遺産なので走っちゃ×、石段を上りきって道路に出たところから走り始め。
まぁ、詳しい話はさておいて、ザクッと言うと、標高差300mくらいの山4つを越えていくコースで、未だに一昨年の大災害からの復旧中のための一部ルート変更で 上り4<下り5。直感的にはちょっと得した気分だったのですが。。。

スタート後は恒例エイド満喫ときに、隣の人と話しながらときに、前にも後ろにも人がいない!とか、いろいろ楽しみながら、各区間予定より微妙に遅れを拡大しながら、ちょうどフル地点にあたる2つ目の山の頂上エイド到着が6時間。
その後、50キロ時点で7時間20分あまり。後半は下りが1回多いものの、これまでのペースを考えると、第3関門76.1キロがギリギリ、第4関門83.7キロは無理かなぁ、ということで、判断ポイントの54.1キロエイドでショートカットコースを選択。今年もあえなく100キロは達成できず!
62.9キロショートカットで準完走となりました、10時間6分ちょうど。

今年は15回記念大会、ゴール前でささやかな幸せを…とあったので、何かな?と思ってたら:

ゴールの前で十数人の学生さんたちが花道を作ってお迎え。
祝福のお花をいただき。
♪負けないで♪をかけたラジカセを持ってゴールまで並走。

もちろん、ゴールでは平安装束のお嬢さんがテープを持って待っていてくれます。
今年のゴール写真はどんなに写っているかな?と送られてくるのが楽しみです。

ショートカットでもゴールすることを選んでよかったなぁ…と、ショートカットお仲間とゴール後に振舞われるビールやうどんで談笑、当然別れ際は『また来年お会いしましょう』となりました。

まぁ、走り続けていれば、いつかは走り切れるんじゃないかな??ということで、今年の熊野も十分に楽しませていただきました。
おととしは初めてで楽しみ方にもまだ慣れていない、去年は大雨とかで心底楽しみきれない、今年はこれまで以上に楽しむことができました。たぶん、来年はまた今年以上の楽しみがあるんだろうな、と大会終了4日後にして、来年を待ち遠しく感じる5月2日⇒楽しみ青天井♪

ちなみに、今年の目標としたのが「全エイド各駅停車1分以上」。31か所が19か所に減りましたが、目標は十分達成。ただ、停車時間の計算が甘く、停車時間オーバーが頻繁に起きた点は、来年の計画に織り込むということで。

写真はいつもの ⇒ 長谷川写真サイトに
大会シーンは2ページめくらいから始まります。

★ 翌日 -----

今年がちょうど式年遷宮にあたる伊勢神宮。20年前、40年前にはまったく興味なかったし(っていうか知らなかったし)、20年後に行ける保証はないし…、じゃいつ行くの?今でしょ!ってことで、帰路はお伊勢参りに。

鳥居をくぐった瞬間に神妙な気持ちになる、あの空間は一体何なのでしょうね。。。 神々が宿っているのであろう樹齢何百年もの大木、俗世間を遮断するかのように静けさを保つ五十鈴川…、外宮・内宮あわせて2時間半と慌ただしくも、前日のマラソンに続いて心に大きな栄養をもらいました。

★★★

大災害からの復興前途、マラソン大会を開催することに対しての反対もあったと聞きました。そんな中…

コース設定やら安全対策、運営に腐心してくださった事務局の方々。
朝の5時から玄関の前に出て声援くれたり。
すれ違いざま・追い越しざまの車から名前を呼んでの応援や。
そうそう、那智の滝帰りの観光バスの窓から皆さんが応援もしてくれました。

挙げればキリのないすべてに (^ ^*) 感謝 (v^▽^v)♪ 感謝 (⌒_⌒) 感謝 m(._.)m

by はせがわ